BBC #13: The future of food
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BBCが制作しているアップツーデイトなトッピクを本物の英語で語る英語学習用の番組。自然な日本語の訳をつけることで今まで使えなかった高度な学習ツールが利用できるようになりました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。
6 minutes English
たった6分で最新の話題を専門家の見解を交えて二人の英国人パーsバリティーが語り合う中身の濃い、しかもクイズあり、言葉の解説ありの超人気プログラムに日本語訳をつけ日本の学習者にも利用可能としました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。
テーマ: The futur of food
日本語大意
日本語大意
Neil 今日は。6 Minute English の時間です。僕は Neil です。
Sam そして、私は、Sam です。
Neil 食糧の未来について考えたことはあるかな。
Sam そうね、将来私は、サンドイッチを食べるかもしれないわ。大体三十分くらいの未来だけど。
Neil そういう意味じゃないんだよ。気象変動などの地球規模の問題の悪影響に加えて人口増加 もあって、将来急激に我々の食事を変えなくてはならない可能性があるんだ。
Sam あ、そうね。私も聞いたことがあるわ。人工肉の開発から虫を材料にした料理開発に至るま で色々な展開があるのよね。
Neil うーん、美味しそう。さて、直ぐにこの話題について注目して行きますが、いつものように 問題からはじめましょう。食べ物に基づいた問題ですが、トマトの原産であるのはどこの大 陸でしょうか。それは、A 南アメリカ B アフリカ C アジアのどこでしょう。Sam は、ど う思う。
Sam 全然わからない。アフリカにしておくわ。あてずっぽうよ。
Neil 了解。ええっと、答えは番組の後程で明らかになります。BBCのRadio4のThe Food Program 最新版では, Dr. Morgaine Gaye さんのインタビューが放送されていています。彼女は、未 来学者です。未来学者とは、我々の将来の生活のしかたを予想研究する人のことです。彼女 が特に専門としているのは、食べ物というテーマです。彼女は、どういった二つの事柄につ いて考えると述べているでしょう。
Dr. Morgaine Gaye 食料未来学者として、私は、単に将来我々が何を食べているかだけでなく、なぜということ も考えます。なぜそれを食べるのか。なぜそういった傾向が出てくるのか。なぜ突然人々が そういった食べ物に、そういった食べ方をその特定の時期に、latch するのか。大企業のた めに働いているとそれこそが彼らの知りたいことなのです。Hunch(直感)という要素が働 きます。その直感が正しいことあるいは誤っていることを証明するわけです。
Neil というわけで、彼女はどういった二つの事柄を考えるのかな。
Sam 彼女は、未来食料学者として、将来我々が何を食べているか、またなぜそういった食べ物を 食べるのかについて考えると述べています。
Neil その通り。特に、なぜ特定の trend(傾向)があるのかに彼女は、注目するのです。trend と は、そのとき現在、一般的か、あるいは一般的になりつつあるものです。例えば、今、肉を 食べるのを減らす傾向にあります。
Sam 彼女はまた、なぜ人々が特定の傾向に latch するのかも注意します。latch onto とは、何か に強い興味を持つことです。だから、もし特定の食べ物に関する傾向に latch onto すると、 その傾向を追い始め、その食べ物を食べ始めるかもしれません。
Neil
将来の傾向に関する情報は、食品産業の会社にはとても重要です。彼女は実際どうやってこ うした傾向を予想するのでしょうか。
Sam 彼女は、まずは hunch(直感)から始めると述べています。hunch というのは、何かが本当だ という気持ちです。現実的な証拠は何もないけれど、自分の経験と知識から自分が正しいか もしれないと考えるのですね。
Neil もう一度彼女の言うことに耳を傾けてみましょう。
Dr. Morgaine Gaye 食料未来学者として、私は、単に将来我々が何を食べているかだけでなく、なぜということ も考えます。なぜそれを食べるのか。なぜそういった傾向が出てくるのか。なぜ突然人々が そういった食べ物に、そういった食べ方をその特定の時期に、latch するのか。大企業のた めに働いているとそれこそが彼らの知りたいことなのです。Hunch(直感)という要素が働 きます。その直感が正しいことあるいは誤っていることを証明するわけです。
Neil Gaye 博士は、引き続き食べ物というテーマではどのようにして制限があるのかについて話 します。
Morgaine Gaye 博士 食品産業には勿論様々な制限があります。それは、安全性についてで、私達は ingest(体内 に摂取)しているからです。その供給ルートと表示に関する法律が極めて stringent(厳しい )で、特にこの国では、まだ議論されている段階のコンセプトからアイディアを実際の生産 にこぎ着け、表示をつけ、ブランドにし、検査をしたり、市場調査をしたり、店に実際に並 ぶまで長いことかかるのです。
Neil つまり、なぜ制限があるのでしょう。
Sam そうね、安全性の問題ね。食べ物を ingest する、つまり体の中に取り込むことの表現です が、体内摂取するので安全でなくてはならないわけです。
Neil それは、安全である必要性があり、様々な国の法律にも合わなくてはならないために、新し い食べ物を開発し、店に置くようになるまでの長い過程になる可能性があるわけです。彼女 が述べたところでは、英国では、食品安全法はきわめて stringent であるということです。 これは、法律がとても厳しいということです。もう一度 Gaye 博士の言うことを聞いてみま しょう。
Dr. Morgaine Gaye 食品産業には勿論様々な制限があります。それは、安全性についてで、私達は ingest(体内 に摂取)しているからです。その供給ルートと表示に関する法律が極めて stringent(厳しい )で、特にこの国では、まだ議論されている段階のコンセプトからアイディアを実際の生産 にこぎ着け、表示をつけ、ブランドにし、検査をしたり、市場調査をしたり、店に実際に並 ぶまで長いことかかるのです。
Neil ということだね。今日の語彙表現を復習する前に、今日の問題の答えです。トマトの起源 があるのはどこの大陸でしょう。それは、A 南アメリカ B アフリカ C アジアのどれで しょう。 Sam,君は、何と答えたっけ。
Sam 私は、アフリカって、あてずっぽうだけど。
Neil 残念ながら、それは、違うね。南米と答えた人は、皆、おめでとう。さて、今日の単語と表 現を復習してみよう。
Sam そうね。futurologist という言葉から始めましょう。これは、将来我々がどんな暮らしをし ているかを研究、予想する人を説明する名詞表現です。
Neil それから trend があったね。この言葉は、そのときに人気のあるものが何で、それがどのよ うに変化して行くかを説明する。例えば、今、世界のある地域では、赤身の肉を食べる量を 減らしつつあるのを目にしているところです。
Sam もし、何かに latch onto すると、それに興味を持ち、自分でもやってみる訳です。人は、食 の傾向に latch onto するのが本当に速いそうです。 Sam それから、hunch が出てきたわ。hunch というのは、具体的な証拠はなくても本当だろうと 感じる事柄についての気持ちです。
Neil 何かを ingest するというのは、自分の体に取り込む、つまり食べたり、飲んだりすること を意味しています。
Sam そして、最後に stringent な規則というのは、非常に厳しい規則や法律のことで、食品との 関連において、安全性や質の適性を確実にするように作られている。
Neil その通り、Sam、有難う。6 Minute English はこれでお仕舞いです。さようなら。
Sam さようなら。