BBC #7: Being slim: Is it in our genes?
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BBC learning English
BBCが制作しているアップツーデイトなトッピクを本物の英語で語る英語学習用の番組。自然な日本語の訳をつけることで今まで使えなかった高度な学習ツールが利用できるようになりました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。
6 minutes English
たった6分で最新の話題を専門家の見解を交えて二人の英国人パーsバリティーが語り合う中身の濃い、しかもクイズあり、言葉の解説ありの超人気プログラムに日本語訳をつけ日本の学習者にも利用可能としました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。
テーマ: Being slim: Is it in our genes?
日本語大意
大学受験、TOEIC、TOEFL、英検、英語資格試験対策にも役立つ。アップデイトな話題で、
英語読解、自由作文の背景知識、素材が身に着く。
日本語大意
Neil
今日は。6 Minute Englishへようこそ。僕は、Neilです。一緒にこの番組をやってくれるのは,Danです。
Dan
今日は。
Neil
そして、Dan,君ってとても痩せて見えるね。君のダイエットはうまくいってるようだね。
Dan
これがいつもの体形なんだ。ダイエットなんてしてないし。でも君は、実際ちょっと太ったようだね。
Neil
そうだね、ちょっとPaunch,つまり、お腹周りの肉が付いているかもね。でも、これは自分ではどうにもならないって知らかったかな。これはある程度まで遺伝に関係してるんだ。僕が着ているものじゃなくって。僕の体が大きくなるのを制御している体細胞に関係してるんだ。それについて番組で話す予定です。
Dan
視聴者の皆さんがご自分の体形をどんな風だと思っていても、例えば、ずんぐりとか太りすぎとか痩せているとか、痩せすぎとか、この発見の旅に是非ご参加ください。そこで、まずは、問題に答えることから始めましょう。
Neil
炭水化物を食べることを避け、好きなだけたくさんの脂肪やたんぱく質をとることのできる人気のダイエット法の名前は何でしょう。それは、
a メディタレニアンダイエット
b アトキンスダイエット
c グラハムダイエット
のどれでしょう。
Dan
アトキンスダイエットって聞いたことがあるから、僕の答えはbだな。
Neil
さて、答えは少しお待ちください。でも、Dan,君は, クラッシュダイエットていうのも聞いたことあるかな。劇的な減量のために、急激に減量用の食事に変えるやり方なんだ。
Dan
聞いたことはあるよ。でもそういう食事法は健康に害を与える可能性があるし、うまくいくとも限らないよね。
Neil
その通りだね。それに今では科学者は、我々の体重は、食事だけに左右されるのではないということを示す証拠をつかんでいるんだ。だから、ある人が、痩せていたり、太っていたりすることは全く生まれつきであって、すべて遺伝子と関連している。雑誌PLOS遺伝学で発表されている研究が、双子の研究によっていかにして人の体重のばらつきの40パーセントまでが遺伝子によるものかを説明しているんだ。それに、なぜ痩せているが健康な人たちが健康的な体重を保つのに遺伝的に有利なのかも説明されている。
Dan
つまり、それは体重を減らすっていうのは、意志力willpowerだけの問題ではないってことだね。Willpowerは、何かを達成するために自分の行動を律するものなんだ。実際には、我々自身でどうにかできるものではないわけだ。
Neil
その可能性もある。、ケンブリッジ大の代謝医学の教授である、この研究の責任者であるSadaf Farooqi さんの話を聞いてみましょう。彼女は、二十年以上にわたって肥満の遺伝学の先駆者であり続けてきました。肥満obesityは、もちろん、健康に差し障るほど、体重が増えすぎた状態です。今回彼女は、BBC の海外向け番組, Health Checkで話をしています。この研究が肥満の人たちのためになることの一つは何だと彼女は述べているでしょうか。
Sadaf Farooqi、ケンブリッジ大代謝医学教授
この研究は、彼らが直面しているかもしれない困難を受け入れてやっていけるようにすることを可能にしようとしている点で極めて有益であるだけでなく、減量するための助けや支えを得るのにも役立ちます。この研究の主な成果の一つが多少とも人々にそういったことについて考えるきっかけを与えることだといいと思うのですが。というのも人は、かなり批判的なもので、自分が痩せたままで、体重を調整できるなら、ほかの人もできるはずだと考えがちなのです。それに対して、私が言いたいのは、現在のデータによると、そういう人も、道徳的に優れているとか意志力が強いとかいうよりむしろ遺伝的に運がいいのだということになるということです。
Neil
面白い考え方だね。肥満の人にとっては、この研究は、減量するための苦労を何とか受け入れて行けるようにするのに役立ちうるわけだ。何かをcome to terms withすると、自分のその困難や不快な状況を受け入れ始めるということになる。
Dan
ということは、彼女は、2,3ポンド減量しようとしてうまくいかなくとも、自分のせいではないと信じろと言ってるわけだ。そうすれば、人はそれほど judgmentalでなくなる、つまり自分の考えだけですぐに批判的になることはなくなるかもしれないということだね。
Neil
痩せている人は、自分は食べる量を減らして痩せたのだからほかの人もできるというかもしれないが、そんなに単純ではないということが分かっているわけだ。単に、遺伝的に運がいいだけかもしれず、意志が強いからということにはならない。
Dan
単に意志が強いから痩せるというわけではないんだ。
Neil
この研究は、もちろんここではとても紹介しきれないほど詳細なものですが、肥満の人は、がっかりするでしょうか。
Dan
Farooqi教授によると、もちろんそんなことはありません。肥満の人たちにとっては、この研究は役に立つのです。彼らに希望を与えるだけでなく、彼らの助けになる薬の開発にもつながりそうです。
Neil
でも、遺伝子は、我々の体の大きさや体重に関しては部分的にしか影響しないので、我々は、健康的な食事をし、運動しなくてはいけないね。それに、何をしたら一番いいか、何を食べるといいのかに関する新しい研究が常に行われている。
Dan
最近になって、British Journal of Sports Medicine誌上で発表された研究によると、強度は高いがインターバルをとる運動を短時間で勢いよくすることburstが、ゆっくりと穏やかな運動をするより減量には効果的な可能性があるということだね。Burstというのは、何かの強度を突然急激に高めることだね。
Neil
もし、食べ物が減量に役に立たないとしても、バランスのとれた食事をとることは、もちろん健康維持につながるし気分もよくなる。さて、ちょうどdietについての話をしているところだから、さっ尋ねた問題の答えを出そうか。炭水化物の接種を避けるが好きなだけ脂肪とたんぱく質をとってもいいダイエット法の名前は何かということで答えは、
a メディタレニアンダイエット
b アトキンスダイエット
c グラハムダイエット
のどれでしょう、っというものでした。
Dan
僕はアトキンスダイエットと答えたね。
Neil
そして、それが正解です。このよく知られた、低炭水化物摂取のダイエットは、アメリカ人の内科医であり、心臓専門医であるRobert Atkinsにより1960年代に作られたものでした。ほかの低炭水化物ダイエットもあるけどね。
Dan
Neil,今日、話題にした語彙について復習してみる時間だね。
Neil
いい考えだ。まずpaunchについて話そう。これは、僕や君のような男性の脂肪のついた腹回りの別名です。
Dan
それは、君のことだろう。僕はどちらかというとskinny,つまりとても痩せて、時には不健康に見える人を説明する言葉があてはまる。次の言葉はwillpowerだね。もし、willpowerがあれば自分の行動を制御したり、何かを達成したりできる。
Neil
次のcome to terms with somethingという表現は、自分の困難なあるいは不快な状況を受け入れ始めることを意味する。
Dan
judgementalな場合、自分の主観だけですぐに人を非難してしまうことになる。
Neil
最後に、強度の高いインターバルを入れた運動のburstについて触れたけど、burstというのは、何かの強度を突然、短時間高めることなんだ。
Dan
そうだね、その点では突然たくさんの語彙が出てきたね。そろそろお別れをする時間です。また次回、ご一緒ください。
Neil
我々のセブサイトbbclearnigenglish.comもお忘れなく。 さよなら。
Dan
さよなら。
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