BBC Learning English で英語を学ぶ

BBC #3 : Side hustles

BBC learning English

BBCが制作しているアップツーデイトなトッピクを本物の英語で語る英語学習用の番組。自然な日本語の訳をつけることで今まで使えなかった高度な学習ツールが利用できるようになりました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。

6 minutes English

たった6分で最新の話題を専門家の見解を交えて二人の英国人パーsバリティーが語り合う中身の濃い、しかもクイズあり、言葉の解説ありの超人気プログラムに日本語訳をつけ日本の学習者にも利用可能としました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。


テーマ: Side hustles

日本語大意

Neil

今日は。6minute Englishへようこそ。僕はNeilです。このプログラムはたった6分ですが興味深い話題について話し合い、それに関連した英語表現をお教えします。僕と一緒に番組を担当してくれるのはRobです。

Rob

今日は。

Neil

さてRob,

君の専業はこのBBC Learning Englishで働くことだけど、何か副業はしてるの。

Rob

二つの仕事をする時間はないよ、Neil。 でももしするとしたら、写真を撮ってそれを売るだろうと思うよ。僕は、写真が大好きだから、それでお金をもらうのがいいかもね。

Neil

いい考えだね、Rob。それに副業で、特に自分の持っている能力を生かして、自分の興味を負うことができるようなもののことをside hustleていうんだよね。

Rob

そうだ、side hustleだね。最近始める人が増えているんだ。そして今日はそれについてお話しします。

Neil

さて、僕のside hustleは、クイズマスターになるはず。何てったって、いつでもクイズを出しているし、今日も例外じゃない。仕事をする人の考え、評価を集めたウェブサイトのGlassdoorによると、英国で就く仕事で最も人気があるのはどの仕事でしょう。それは・・

a)ソフトウエアエンジニア

b)先生

c)監査部長

Rob

うーん、bの先生だと思うな。

Neil

答えはこのプログラムの最後までお待ちください。side hustleについて話を続けます。二つの仕事を持つことが必要な人もいます。つまり、収支を合わせるために。要は、必要なものを買うのにぎりぎりのお金を稼ぐということです。

Rob

確かにそうだけど、余分なお金を稼ぐのにも自分の能力や情熱を注ぎたいという人が増えているように思えます。

Neil

Henley Business schoolの研究によると働いている人の大体四人に一人が少なくとも一つのside hustle、副業を持っているということです。その半分がこの二年間に始めたということです。25歳から34歳の人々はそうする可能性が高く、37パーセントが何らかの副業を行っていると考えられています。sidelineも本業以外の副業を説明する言葉です。BBC Radio 5 Liveがその副業が非常な満足感を与えてくれるあまりに、それが本業に代わってしまった人の話を聞いています。ここで、Ragged Lifeの創設者である、Elspeth Jacksonがその理由を説明してくれます。

Elspeth Jackson, Ragged Life創設者

環境が全く違っています。というのもつまり、ほぼ決まった額の賃金が残り、毎月毎月同じ額を手に入れ、毎月同じ額を貯金し、ある程度の保障があります。しかし、今では私は大企業に戻ることは出来ないと思います。というのも、そうすれば、今ではもう慣れてしまった柔軟性を犠牲にすることになるからです。

Neil

Elspethさんにとっては状況は上手くいったのです。でも、危険はありました。例えば、定職の保障、安定そしてもちろん安定した収入を捨てることになります。

Rob

Elspechさんは端切れラグを作るのが好きで、このおかげで生活に柔軟性を持たせることができたわけで、大企業に戻って働くのはそれを犠牲にすることになるだろうということです。この場合、それを犠牲にするというのは何かをあきらめるとかなしで済ませることですね。

Neil

Elspeth さんにとっては、その副業が本業になり彼女はそのライフスタイルに慣れてしまった。つまり、それに馴染んでしまった、それが普通になってしまったんですね。

Rob

BBCは、Becci Mae Fordさんにも話を聞いています。彼女は、生活費を稼ぐため電話会社でも働いていますが、自分自身の工芸会社Ellbie Co.の経営のために残りの時間を使っています。

Becci Mae Ford

私の考えでは、そのおかげで独創性のバランスがとれるんです。もちろん電話会社で働くために外に出るし、人と会ったりもするわけです。二つの仕事をやりくりするのは大変なこともあります。働きづめになります。考えるより実際のほうがはるかに大変です。

Neil

Becciさんは、副業をするのは簡単であるとは限らないということを言っているわけです。彼女にとっていいのは、独創性のバランスを取ることができることです。つまり、普通の事務仕事、決まった仕事と独創性を発揮して働くことの程よい両立ということです。全体としてそうすることで彼女が満足を感じるということです。

Rob

しかしながら、この二つの事柄をうまく両立させる、バランスをとるのは容易なことではないので、彼女は自分の副業を身をすり減らすようなもの、大変な作業、疲れさせられる、時としては退屈ですらあるものと説明しています。それでも全体としては彼女を満足させてくれるのです。

Neil

さて、僕を満足させてくれるのは、今日のクイズの答えを君につたえることさ。番組の初めに、仕事をする人の考え、評価を集めたウェブサイトのGlassdoorによると、英国で就く仕事で最も人気があるのはどの仕事か、それは・・

a)ソフトウエアエンジニア

b)先生

c)監査部長

のどれか、と尋ねたよね。

Rob

そうそう、そして僕は、bの先生、常に世界で最高の職業だから、と答えたよ。

Neil

残念ながら、そうじゃないんだ、Rob 。 答えはc)の監査部長なんだ。今年、最高の仕事とみなされたんだよ。監査部長は、会社内部の会計監査を監督、管理する仕事です。仕事をする人の考え、評価を集めたウェブサイトのGlassdoorによると、この結果は、過去1年間にわたる、平均年収、現在就職可能なポストの数と仕事の満足度という三つの要素に基づいています。

Rob

副業には面白そうな仕事だけど、仕事を変える前にここまでで話してきた主な語彙表現について復習してみよう。まずmake ends meetから。

Neil

Make ends meetというのは必要な支払いをするのにぎりぎりのお金があるということだね。

Rob

つぎに、sidelineという表現を使ったけど、これは専業以外にする仕事のことだね。

Neil

そしてsacrificingもあったね。これは、重要なものをあきらめるとか何かなしで済ませるという意味だね。

Rob

Accustomedは、「通常の」とか「普通の」といった意味の言葉です。何かすることにaccustomedしているというのは、それが普通のことになっている、馴染みあるものになっているということです。

Neil

Creative balanceという表現についても話をしました。これは、独創性を必要とする仕事とそうでない仕事をちょうどよく両立させることです。

Rob

そして最後にgrindは、困難で、疲れるような、場合によっては退屈で大変な手間のかかることをすることを意味しています。

Neil

この番組はgrindではなかったね、Rob。6分間の楽しい時間だった。僕たちのbbclearningenglish.comで引き続き英語が習えることもお忘れなく。

Rob

ではごきげんよう

Neil

さよなら

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