BBC Learning English で英語を学ぶ

BBC #1 : Improving memory

bbc learning English tool

BBC learning English

BBCが制作しているアップツーデイトなトッピクを本物の英語で語る英語学習用の番組。自然な日本語の訳をつけることで今まで使えなかった高度な学習ツールが利用できるようになりました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。

6 minutes English

たった6分で最新の話題を専門家の見解を交えて二人の英国人パーsバリティーが語り合う中身の濃い、しかもクイズあり、言葉の解説ありの超人気プログラムに日本語訳をつけ日本の学習者にも利用可能としました。大学受験、英語資格試験、自由作文対策に最適。


テーマ: Improving memory

日本語大意

Neil

今日は。6minute Englishへようこそ。僕はNeilです。このプログラムはたった6分ですが興味深い話題について話し合い、それに関連した英語表現をお教えします。僕と一緒に番組を担当してくれるのはRobです。

Rob

今日は。Neil,えーっとこの番組、どのくらいの長さって言ったっけ。

Neil

六分間だよ。この番組は、6minute Englishなんだよ。

Rob 

ああ、そうだよね。ごめん。えーっと君の名前は何だったっけ。

Neil

Neilだよ。 僕の名前はNeil。 Rob,君の記憶はどうしちゃったんだい。

Rob 

ごめんよ,Neil。 あまりにもいろんなことが気になってね。 短期記憶がやられたらしい。 でも覚えているのは、この番組で記憶力をよくすることが話題になるってことだよ。

Neil

その通り。 君にもとっても役に立つかもしれない。 情報を保蔵するというのは脳の極めて重要な機能なので科学者たちは常にその改善だけでなく、その機能の衰えを止めたり悪化を防ぐ方法に注目しているんだ。

Rob

そうだね。 そして我々は皆知っていることだけど、記憶、というのは過去について我々がおぼえていることを示す名詞表現で、記憶を備えているのは素晴らしいことであるだけでなく、人がだれか、どこに物がしまわれているか、物事がどんな風に見えるかを覚えておくためにも重要なんだね。

Neil

記憶を改善するための新しい考え方についてすぐに話しますが、その前に、今日のクイズを出題します。 記憶をよくする方法はたくさんありますが、どんな食べ物を食べるかによる方法もあります。 BBCの食物に関する2websiteによると、どの食物が記憶力の良さを維持するか。

a卵

bホウレンソウ

c人参

のどれか。

Rob 

そうだな、子供のころホウレンソウが体にいいっていつも言われていたし、ポパイは、ホウレンソウを食べて強くなったし。 僕の答えは、bホウレンソウだね。

Neil

答えは後程。 さて記憶をよくすることについてもっと詳しくお話ししましょう。 記憶というのは情報を暗号化し、蓄えまた呼び覚ます能力のことですが、健康や、不安、気分やストレス、疲労などと言った様々な要因が記憶の過程に影響を与えます。

Rob

だから、例えば、試験があるときなんかに、十分に夜、眠り、健康な状態に保っていることが重要なんだけど、Neil, 君の場合試験勉強の時にどうすると事実を記憶しやすくなるかな。

Neil

僕は、大体、書きて書いて書きまくるね。

Rob

それも一つの方法だね。 でも人によって覚えるのに役立つ方法が違うんだ。 BBCのi Wonder guideによると、視覚的、聴覚的、kinaestheticといった三種類の方法があるということだ。kinaestheticというのは、何かを何度も繰り返し実際にやってみることで学ぶ方法のことで、僕のやり方のようだね。

Neil

しかしながら、最近、あたらしい研究がおそらくは記憶をよくする最善の方法を見つけ出し、それは絵を描くことによるものなんだ。リード大学心理学教授、ダリル・オコーナーが、BBCラジオ4の番組all in the mindでこれについて話します。

Daryl O’connorリード大学心理学教授

確かにそれらの著者たちは、絵を描くことによっておこる事柄の一つは、それが頭の中で,ある対象が存在する状況に関する表現を強めさせることだと主張しているのである。 もしより細部まで暗号化すれば、覚えている可能性が高くなるという考えは、直感的に理解しやすい。 単に書き留めておくよりはるかに強力である。

Neil

さて、説明してみましょう。 何かの絵を描くことはある対象をそれが存在する状況の表現を強めさせる。 何かが文脈的である場合、それは、その通常の周辺状況も認識されているのである。

Rob

したがって、何かを描いている場合、それが何であるか、どのように使うのか、どこで使うのかを心の中で思い描いているのである。 このことから芸術家は記憶力が良いのだろうかと思ってしまうね。

Neil

たぶんね。Daryl O’connorは、描くとき、単に何かを書き留めているよりはるかに詳細に何かを暗号化していると主張している。 暗号化というのは情報を貯めておきあとで呼び出すことができるような形に変えることである。

Rob

それは、絵を描くときには、その対象の様々な側面について考えているからで、彼は、それは直感的に意味を成すと述べている。 直観的というのは、それが事実や証明より感情に根差しているということであり、最善の策だと感じるのである。

Neil

もちろんこれも、記憶をよくするもう一つの方法に過ぎないんだけど。 クロスワードパズルをしたり、素読をしたりするのも、特に年を取ってからは役に立つという話だね。

Rob

そうだね。 年を取ると記憶から情報を取り出すのは難しくなることが多いね。あるずはいまーを患っている人にとっては情報を暗号化することはとても難しい。 だから、いずれにしろ記憶を使い続けることは良いことで、基本的には我々は、脳のとれイニングが必要なのである。

Neil

脳トレと正しい食事だよ、Rob。君にBBCの食事に関するwebsiteによるとどういった種類の食べ物が優れた記憶力を維持させてくれるのかを前に尋ねたのを覚えているかもしれないね。 それは、

a  卵

b ホウレンソウ

c 人参

のどれだろうというもの。で、Rob, 君が言ったのは、

Rob

しっかり覚えているよ。 僕は、bのホウレンソウと言ったんだ。

Neil

それで、これは、ある意味間違った答えだね。実は、選択肢はどれも正しいんだ。それらはすべて優れた記憶を維持するのに役立ちうる食べ物の例なんだ。ビタミンBが豊富な食物が重要なようだね。というのも、こうした食物は私たちが年を取るにつれて脳を守ってくれ、記憶力を維持してくれるからだ。そろそろ僕も食事を変えなくていけない時期だと思う。さて、ではこの番組で注目すべき語彙表現に行きましょう。

Rob

ということで今日は記憶について話をしてきました。我々は記憶を用いて物事を思い出します。memoriesは、我々が過去から思い出す事柄をあらわす名詞です。

Neil

そして、kinaestheticとして知られている学習方法、つまり実際に何かをやってみて何度も繰り返し練習する方法についても話しました。

Rob

Daryl O’connor教授の話を聞きましたが、教授は、文脈的表現について話してくれましたが、何かがcontextualであるというのは、その通常の状況も含めて認識しているということなのです。

Neil

次いで、encoding暗号化ということについて話しました。それは、情報を保存しあとで呼び戻せる形にすることです。

Rob

また intuitive senseということにも言及しました。直観的になるというのは事実や証明というよりは自分の感覚に基いて行動することです。つまり、あることをするのが最善だと感じるのです。

Neil

最後にアルツハイマー病についても触れました。アルツハイマー病は、脳が記憶することを困難にするような病気で、年を取るにつれて悪化します。

Rob

覚えるべき表現がたくさんありますが、番組はここで終わりです。

Neil

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Rob

ごきげんよう!

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