映画で学ぶ英会話

映画で学ぶ英会話1

【映画タイトル】 

ハッピーエンドが書けるまでStuck in love 

【あらすじ】 

自分のほぼ妄想を人に読ませることを生業とする小説家というのは、極端に言うと、異常な程自分に自信があるか、どこか性格破綻があるように思えるのだが。そうした小説家で、別れた妻が戻って来るのを延々と待つ父親と、小説家志望の大学生の娘、高校生の息子の一家の物語である。もちろん全員微妙な問題を抱え、程よく苦闘する。父Bill、娘Sam、息子Rustyをそれぞれ主人公とした恋愛小説が並行して進むような作りです。 

【場 面】 

Scene 1 

 one night stand(一夜の恋)しかしないSamに盛んにアタックする同じ大学に通うRouルーが、とうとう彼女を喫茶店に誘い出すことに成功したところ。同じ創作の授業を取っていることもあり、好きな本を聞くことから会話のきっかけを作ろうとするRouに、Samは、ありきたりの会話の切り出しだと揶揄し、彼女の好きな本を聞いて自分も同じ趣味で、相性ピッタリだというつもりだと決めつけた後の場面。 

R “God, you’re so tough.” 

S “It’s why you’re obsessed with me.” 

R “I’m not obsessed with you.” 

S “I’m like a unicorn to you. You’ll do or say anything to possess me.” 

R “I’m not like that and you’re not like a unicorn. 

訳 

ル「うわ、君って手ごわいね」 

サ「だからあなた、私に夢中なんじゃない」 

ル「君に夢中なんかじゃないよ」 

サ「私、あなたにとってはユニコーンみたいなものなんでしょう。手に入れるためなら何でもしたり、言ったりするつもりなんだわ」 

ル「そんなんじゃないさ。君もぜんぜんユニコーンみたいじゃないし」 

Scene 2 

 喫茶店での一件いらい、Samは、Rouのことが気になり始めている。同じ授業に出ていたのに彼の姿が無いのを不審に思い、なんと彼の家を調べあげ、様子を見に行く。実は、父親も別れた妻の再婚先の家を覗きに行って見つかりそうになるので、やはり血は争えないという設定みたいです。Samは、Rouが家の中に入ってゆくのを目撃し、玄関まで行って家の中を覗く。Rouが病気で寝ている母親に本を読んでやっているのが目に入る。Samを母親が先に見つけ、Samは、Rouの母親と話すことになる。その後、SamとRouの台所でホットチョコレートを飲みながらの宅デートの場面。Samは、Rouの母が脳腫瘍だと知って、それまでのRouに対する態度を詫びるが、Rouは、彼女とのやり取りが一種の救いだったというようなことを言い、Samがクリスマスには帰省することを確かめてからの会話。 

R ”Well, I’m willing to forget about this whole stalking incident, if you will allow me to take you out on a proper date when you get back.” 

S “Okay.” 

R “ Really? That easy? Yeah?” 

S “I’m not going to say it again.” 

R “Okay.” 

訳 

ル「そうだな、戻ったらちゃんとしたデートに連れ出させてくれるんなら、この僕に対するストーカー行為は忘れてもいいよ」 

サ「いいわ」 

ル「え、本当?そんなに簡単でいいの?」 

サ「二度と同じことは言わないわよ」 

ル「わかったよ」 

【表現のポイント】 

さて今日の恋愛英会話のpoint 1: ”It(That)’s why you are obsessed with me.「だからあなた私に夢中なんじゃない」という、少し強気な発言。好きな女の子からこう言われたら男の子は逆にドキドキかもしれません。That be why…「そんな訳で…」何か理由があって、その結果を示す表現です。よく使います。be obsessed with…「.…で頭がいっぱい」「…に夢中である」それ以外のことが考えられないと言った状態を示します。この場面の最後の方で結局、本当にRouの大好きな本と自分の好きな本が同じと気が付いたSamは動揺して席を立ちます。彼女,本当は真剣な恋愛関係が怖いんですね。 

今日の恋愛英会話のpoint2:”I’m willing to V if you allow me to V’”「もしV’させてくれるなら、よろこんでVするよ」という交換条件の表現。映画ではRouが使っていますが、女性が恋愛でも、日常の交渉でも使える便利な言い回しです。be willing to V「進んでVする、よろこんでVする」、allow O to V「OにVさせる、OにVするのを許す」。 

ifの条件節の中は、日本の英文法では、未来のことであっても原則willを用いないとしつこく教えるのですが、「もし~したいなら、もし~するつもりなら」というふうに意図、願望を示す場合if S’will+ Vという形を使うこともあります。ここではSamの意思を尊重する表現で「そうするつもりがあるなら」のニュアンスを出しているのです。 

【練習してみよう】 

(1)日本文:だから今日は早く起きなきゃならないんだ 

英文:That is why I have to get up early today. 

(2)日本文:だから昨夜電話したんだ。 

英文:That is why I called you last night. 

(3)日本文:彼はもうその新しい車のことで頭がいっぱいだ。 

英文:Now he is obsessed with the new car. 

【応用してみよう】 

(1)日本文:もし、その化粧品を使わせてくれたら、明日駅まで車で送ってあげてもいいわ。 

英文:If you allow me to use the cosmetics, I am willing to give you a ride to the station. 

(2)日本文:私って、この仕事が大好きだし得意なの。だからあなた私に夢中なんじゃない。もし、このプロジェクトを私にやらせてくれるなら、あなたと一緒にそのパーティに行ってもいいわ。 

英文:I love  this job and I am good. That is why you are obsessed with me. If you allow me to handle this project, I am willing to go to the party with you. 

【最後に】 

 この映画の興行成績はあまり良くなかったようです。展開も予想通りですが、複雑すぎるより楽しめるし、ハリウッドものとしては脚本も会話もよくできていると個人的には思います。何より、ローガンラーマン、リリーコリンズ、ジェニファーコネリー、クレッグキニア、ナットウルフといった俳優の魅力が十分に出ているところがいい。でも、リリーコリンズってフィルコリンズンの娘なんですね。 

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